7月-2016
花火を撮ろう!(準備編)
花火をキレイに撮りたい!
夏のこの時期になるとみんな思いますよね。
でも花火会場でカメラで撮ってみても上手くいかない。
そして家に帰って写真を見たらブレブレの写真でがっかり…。
みたいな経験ありませんか?
今回は花火撮影のテクニック…、のまえに準備について書いてみます。
1.必要な物
・カメラ本体
・(一眼レフの場合は)レンズ
・三脚
・レリーズケーブル、リモコン
・遮蔽(しゃへい)板
・ライト
最低限必要なアイテムはこんな感じです。
それぞれについて、少し解説しますね。
2.カメラ本体
カメラ本体はできれば一眼レフ、ミラーレス一眼など高感度特性が強くバルブ撮影モードがついている機種がよいです。
(バルブ撮影モードとはシャッターの開け閉めを任意に設定できるモードのことです)。
コンデジでも撮影は可能ですが、「長時間露光が最長何秒できるのか」、(後から解説する)「レリーズケーブル・リモコンで撮影することができるのか」を事前にチェックしてください。
またカメラの設定で「長時間露光撮影時のノイズリダクション機能」がONになっている場合はOFFにすることをオススメします。
詳しくは、夜景撮影時のカメラレスポンスをUPさせるに詳しく書いています。
3.レンズ
一眼レフの場合は24mm以下の広角レンズを使っていると間違いないと思います。
撮影場所にもよりますが、例えば多摩川で花火を河川敷から撮影しようとした場合、17~20mmくらいで、ちょうど花火が上がる面積を確保できます。
花火が上がっている間はレンズを交換することは、なかなか難しいため、余裕をもって広角~超広角を使うことをオススメします。
4.三脚
会場では地面に座って撮影することが多いと思います。
そのため、小ぶりな三脚でも問題ありません。
雲台は自由雲台が便利ですが、私はしっかりと固定できる3Way式を使っています。
会場で三脚を展開する場合、前後の人に邪魔にならないよう配慮しましょう。
5.レリーズケーブル、リモコン
一眼レフであれば数千円から用意されているレリーズケーブル。
ミラーレスですとリモコンやスマフォのアプリなどで操作が出来たりしますね。
これらを使って撮影をします。
できればバルブ撮影に対応した装備が望ましいです。
(一部のリモコンやスマフォアプリだと対応していないものもあります。要注意です)
6.遮蔽(しゃへい)板
黒い板、黒い布、などがお勧めです。
これを何につかうのか、詳しくは「撮影編」で解説をしますが、簡単に言ってしまうとこれを使ってシャッターを切ります。
カメラのレンズを、この板で覆うことでシャッターとします。
遮蔽板は専用のアイテムとして販売されていますが、私はウチワを黒く塗って、これの代わりとしています。
柄があるので普通に使いやすいですし、なにより会場で、ちょっとしたときにあおいだりできるので便利なのです(笑)
造り方はこんな感じです。
うちわを選びます。すこし大きめくらいでちょうど良いです。
油性マーカーを用意します。
豪快に黒く塗っていきます。両面とも塗りましょう。
完成!
7.ライト
適度な明るさがあればOKです。
撮影現場は真っ暗なので、手元を照らす時に必要です。
私はスマフォのライトで代用していますが、小ぶりな懐中電灯のようななものでもよいかもしれません。
いかがですか?
手元にアイテムはそろっていますか!?
準備編としては以上です!
次回は撮影編です!