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11月-2013

紅葉を撮るテクニック(色あい編)


光の処理編構図編と纏めてきました紅葉を撮るテクニック。
今回は色合いについて書いてみます。

結論から言うと、紅葉撮影の場合は「こうすれば正解!」というセオリーな色味は無いと思っています。どんな色味でもOK

とはいうものの、真っ赤な紅葉!真っ黄色な銀杏!は定番ですよね。では、その色味をどうやって際立てていくのか…、このあたりからご紹介したいと思います。

 

1.ホワイトバランスと紅葉への影響を理解しよう

デジタルカメラが普及して、ホワイトバランスというコトバがだいぶ浸透したように思えます。ホワイトバランスとは一言で言ってしまうと、さまざまパターンの色温度(色味)の光源の元でホワイト(白)を正しく表現できるよう調整すること、です。

白色の紙を、蛍光灯の下で見るとの、オレンジ色の街灯の下で見るのでは、人の目で見ても全く違った色になりますよね。これをカメラ側で補正して、正しい元の白色に近づける機能がホワイトバランス、としましょう。

今回はこのホワイトバランスを意図的に変更することで、紅葉の色味を演出する方法をご紹介します。

2.ホワイトバランスの違いによる仕上がりの違い

前が気が長くなりました…(汗)。

まず、こちらの写真をご覧ください。
WB_オート
何も面白くない、紅葉の写真です。色づき始めたばかりの木でしたので、赤・黄・緑と色が混在しています。観ようによってはキレイなんですが、面白くないですよね。これはカメラ任せのオートホワイトバランスで撮影しています。

同じ写真で、意図的にホワイトバランスを変えていきますね。

ホワイトバランス:「太陽光」
WB_太陽光

ホワイトバランス:「日陰」
WB_日陰

ホワイトバランス:「カスタム(10000K)」
WB_10000KB

ホワイトバランス:「白熱電球」
WB_白熱電球

・・・どうでしょうか?結構、印象変わりますよね?

ホワイトバランスの名前はカメラによって(メーカによって)多少違ってきますが、大抵、同じようなニュアンスのモードが予め用意されていますので、是非、チェックしてみてください。

一般的に、赤や黄色の色味を演出したい場合は、「日陰」「くもり」などにセットしてみてください。いっぽう、まだ色づく前の緑色の葉を主張したい場合は「白熱電球」「蛍光灯」などにセットするとよいです。

写真の構図を考えるときと同じで、「何を主題とするか」「何に感動したか」によって、色味の演出も加えてみるとより印象がよい写真になります!

 

3.作例

河口湖の紅葉↑半逆光で差し込む光を、赤と黄色を主張してみました。ホワイトバランスは日陰。

緑に注目↑色づく前の緑色を主張したく、ホワイトバランスは太陽光に設定。

落ち葉2↑落ち葉と苔の、少しさみしい感じを演出したく、ホワイトバランスを白熱電球に。

 

 ■紅葉を撮るテクニック(色あい編)

・ホワイトバランスを変更して色味を変化させよう!
・赤や黄色を演出したい場合は、「日陰」「くもり」にセット!
・緑の葉を演出したい場合は、「白熱電球」「蛍光灯」にセット!
・写真で一番伝えたい色を演出!

是非、お試しください!

■関連ギャラリー

■修善寺の紅葉
修善寺の紅葉

■秩父の紅葉
曇りの日

■河口湖紅葉
河口湖の紅葉


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